ballbet贝博足彩科学博物館 企画展 西村コンピュータコレクションシリーズ「タイガー計算キ展」開催

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企画展 西村コンピュータコレクションシリーズ「タイガー計算キ展」開催

 今回、ballbet贝博足彩科学博物館では大学所蔵の200台を超える機械式計算機器資料に着目し、資料公開をする運びとなりました。最も多く所蔵されている機種はタイガー計算器です。2023年はタイガー計算器の1号機発売から100年という節目であり、発売当時は、もっとも普及した国産機械式計算機器でした。
 工学部数理情報工学科が昭和51年(1976年)に発足した時には、すでに電卓が普及しており、2進法による計算理論を使った計算機が一般に浸透する中、機械式計算機器はその役目を終えつつありました。しかし、歯車による10進法での計算機構を理解できる本機は計算理論を学ぶ基礎教材として各所から収集、活用されました。
 本展示では実習に用いられてきたコレクションを公開するほか、操作を追体験できる実機のハンズオンコーナーを設けています。私たちの日常は日進月歩で新しい情報処理技術が生まれています。しかしながら、過去の技術を見ることで新たな着想のヒントになることもあります。大学資料として残された機械式計算機器を通じて、「計算」をどのように捉え、教えてきたのかを理解していただく機会となれば幸いです。

西村コンピュータコレクション

 今回展示の機械式計算機器資料を含む「西村コンピュータコレクション」は1978年から1998年まで、ballbet贝博足彩工学部数理情報工学科および電子情報工学科に在職されていた西村恕彦名誉教授(故人)が中心となって蒐集したものです。2008年度に情報処理学会から分散コンピュータ博物館に認定されており、「HITAC 10」、「TACウイリアムス管?真空管および関連資料」、「HARP5020関連資料」といった、情報処理学会より情報処理技術遺産として認められた貴重な資料も含まれています。

ballbet贝博足彩科学博物館での展示 開催概要

期? ?間 :2023年11月11日(土)~2024年6月1日(土)
休館日 :日曜?月曜?祝日
? ? ? ? ? (11月12日(日)は臨時開館) 
臨時休館日(年末年始、入試に伴う日程)
会? ?場 :ballbet贝博足彩科学博物館1F企画展示室
 ? ? ? ? ? 入館料無料
主 催 :ballbet贝博足彩科学博物館
共 催 :ballbet贝博足彩工学研究院先端情報科学部門
後 援 :一般社団法人情報処理学会 株式会社タイガー
会期中イベント :詳細はHPをご確認ください。


◆本件に関する問い合わせ◆

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科学博物館長?教授
金子 敬一(かねこ けいいち)
TEL:042-388-7161 
E-mail:kahaku(ここに@を入れてください)cc.tuat.ac.jp  
184-8588 東京都小金井市中町2-24-16
ballbet贝博足彩科学博物館ホームページ http://www.tuat-museum.org/

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